リバランスの方法と頻度:資産配分を維持するために

インデックス投資を長期で続けていると、相場の変動によって当初設定した資産配分が崩れてきます。これを元に戻す作業が「リバランス」です。

なぜリバランスが必要か

例えば「株式70%・債券30%」で運用を始めたとします。株式相場が好調で株式が値上がりすると、気づけば「株式85%・債券15%」になっていることがあります。

この状態は当初想定より高いリスクを取っていることになります。リバランスによって適切なリスク水準に戻すことが目的です。

リバランスの方法

方法1:売買によるリバランス

値上がりした資産を売り、値下がりした資産を買い増します。

デメリット:課税口座では売却益に税金がかかる

方法2:追加購入によるリバランス

新規の積立投資を「比率が下がった資産」に集中させて調整します。

メリット:売却しないため税金が発生しない

方法3:NISA口座の活用

新NISAでは非課税のため、売却を伴うリバランスもコストが低く抑えられます。

リバランスの頻度

方法頻度の目安
定期リバランス年1〜2回(1月・7月など決めた月に)
乖離率リバランス当初配分から±5〜10%ずれたとき

頻繁にリバランスすると手数料や税金のコストがかさむため、年1〜2回が現実的です。

まとめ

リバランスは投資の「メンテナンス」です。大切なのは以下の3点です。

  1. 事前に配分ルールを決めておく
  2. 感情に流されず機械的に実行する
  3. 新NISAを活用してコストを最小化する

リバランスを怠るとリスクが意図せず高くなるため、年に一度は自分のポートフォリオを確認する習慣をつけましょう。

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