楽天カード積立のやり方|20年投資した人の設定を公開します

証券口座・道具

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楽天証券で積み立てをするなら、楽天カード払いにするだけで、ポイントが毎月もらえます。

設定は5分。難しいことは何もありません。

ただ、この記事で書きたいのは設定のやり方だけではありません。

やり方は、正直どこのサイトを見ても同じことが書いてあります。公式にも載っています。

なので今回は、20年投資してきた自分の積立設定を、そのまま画面で見せます。

先に言っておくと、びっくりするほど地味です。 設定は2件だけ。中身も全部同じもの。20年やった人間の画面が、これです。

そして、カードの使い分けも書きます。生活用と投資用でカードを分けていて、引き落とし口座も別にしています。これは20年かけて、じわじわそうなりました。

ちなみに自分が始めた20年前は、こんな便利なものはありませんでした。毎月、楽天銀行から証券口座に自分で振り込んで積み立てていたものです。いい時代になりました。

つみたていぬ

20年やった人の画面、そんなに地味なん?

この記事の目次

  1. 楽天カード積立とは
  2. いくらもらえるのか
  3. 20年やった人の積立設定を、そのまま見せます
  4. 設定のやり方
  5. クレカ5枚を、どう使い分けているか
  6. で、貯まったポイントはどこへ行くのか
  7. 注意点
  8. ゴールドやプレミアムは、要るのか問題
  9. まとめ

1. 楽天カード積立とは

楽天証券で投資信託を積み立てるとき、引き落とし方法を「楽天カード」にできます。

通常の積立は銀行口座から引き落とされます。楽天カード積立にすると、クレジットカード払いになって、カードのポイントが付きます。

買っているのは同じ投資信託です。払い方が変わるだけで、ポイントが追加でもらえる。やらない理由がありません。

自分も、この仕組みが始まったときはすぐ飛びつきました。損がないと分かっていたからです。

前提として、楽天証券の口座が要ります

ひとつだけ、先に確認です。

楽天カード積立は、楽天証券の口座がないとできません。カードだけ作っても始められないので、順番としては証券口座が先です。

まだ持っていない方は、こちらから開設できます。

開設の手順は楽天証券の口座開設手順にまとめました。特定口座は源泉徴収あり、NISAも一緒に申請、というところだけ間違えなければ大丈夫です。

すでに口座がある方は、このまま読み進めてください。


2. いくらもらえるのか

還元率は、カードの種類で変わります。

カードの種類還元率
楽天カード(通常)0.5%
楽天ゴールドカード0.75%
楽天プレミアムカード1.0%

ひとつ注意があります。還元率は、買うファンドによっても変わります。信託報酬の低いファンドほど、還元率は低くなる仕組みです。

自分が積み立てているのはオルカンで、通常カードなので0.5%です。上の表も、その前提で見てください。別のファンドを買う方は、公式で自分の対象を確認したほうが確実です。

※還元率と上限は2026年8月時点のものです。楽天は条件をちょくちょく変えるので、最新は公式で確認してください。

上限は、カードとキャッシュで月15万円

積み立てられる金額には上限があります。

方法上限還元率
楽天カード積立月10万円0.5〜1.0%
楽天キャッシュ積立月5万円0.5%(チャージ時)
合計月15万円

楽天キャッシュは、楽天の電子マネーです。楽天カードからチャージするときに0.5%付いて、そのキャッシュで投信を買う仕組みです。つまりどちらもカード経由でポイントが貯まります。

カード積立の上限は、もともと月5万円でした。2024年3月に月10万円へ引き上げられています。

このときも、自分はすぐ上限まで増やしました。「楽天やるやんけ」と思った記憶があります。

月15万円で、年9,000ポイント

自分は上限いっぱいの月15万円を積み立てています。通常カードなので0.5%。

月あたり750ポイント
年あたり約9,000ポイント

多いか少ないかで言えば、少ないです。月750円です。1回の外食で消えます。

でも設定は最初の5分だけで、あとは毎月勝手に入ってきます。やらない理由がないというのは、そういう意味です。


3. 20年やった人の積立設定を、そのまま見せます

自分の積立設定の画面です。加工なし、そのままです。

楽天証券の積立設定画面。オルカン2件のみ

2件です。

積立日ファンド金額引き落とし口座
毎月1日オルカン50,000円楽天ペイ残高(楽天キャッシュ)新NISA・成長投資枠
毎月1日オルカン100,000円クレジットカード決済新NISA・つみたて投資枠

これだけです。

  • ファンドはオルカン1本。2件とも同じものです
  • 積立日は両方とも毎月1日
  • 合計15万円(カード10万+キャッシュ5万)
  • どちらも新NISAの枠です。特定口座では積み立てていません
  • 分配金コースは両方とも再投資型

地味でしょう

20年やってこれです。びっくりするほど地味だと思います。

セクター別に分けているわけでも、複数のファンドを組み合わせているわけでもありません。オルカンが2行あるだけです。

しかもこの2行は、ここ数年ずっと変わっていません。 やることがないからです。

なぜ2件に分かれているのか

同じオルカンなのに2件あるのは、新NISAの枠と、引き落とし方法が違うからです。

  • つみたて投資枠に、カード決済で月10万円
  • 成長投資枠に、楽天キャッシュで月5万円

カード積立の上限が月10万円なので、それを超える分は楽天キャッシュに回っています。2章で書いた「カード10万+キャッシュ5万=15万」が、そのまま画面に出ている形です。

派手なことは、何もしていません

投資を始めるとき、もっと複雑なことをするものだと思っていました。

実際は逆でした。20年かけて、どんどんシンプルになっていったというのが正直なところです。昔は13銘柄持っていた時期もあります(その話は投資初期のポートフォリオを晒すに書きました)。

20年やった結果が、オルカン2行です。

はい、これが答えです

納得していただけたでしょうか。

楽天カードをまだ持っていない方は、この機会に作っておけばOKです。カードさえあれば、少額からすぐ始められます。

すでに楽天カードを持っている方は、次の章の手順どおりにやれば5分で終わります。


4. 設定のやり方

手順はシンプルです。最初の5分だけで終わります。

楽天カード積立の設定

  1. 楽天証券にログイン
  2. 「積立注文」から、積み立てたいファンドを選ぶ
  3. 積立金額を入力(最大10万円)
  4. 引き落とし方法で「楽天カードクレジット決済」を選ぶ
  5. 積立日を設定して完了

楽天キャッシュ積立の設定

  1. まず楽天キャッシュのオートチャージを設定(楽天ペイアプリ、または楽天キャッシュの管理画面から、楽天カードでの自動チャージを指定)
  2. 楽天証券の「積立注文」から、ファンドを選ぶ
  3. 積立金額を入力(最大5万円)
  4. 引き落とし方法で「楽天キャッシュ」を選ぶ
  5. 積立日を設定して完了

オートチャージさえ一度設定すれば、あとは毎月自動で回ります。

積立日は、いつでもいいです

積立日をどこにするかは、正直どこでもいいです。

20年やっていますが、積立日で結果が変わったと感じたことは一度もありません。

それより大事なのは、「一度設定したら、あとは見なくていい状態」にすることです。自動で回る仕組みにしてしまえば、勝手に続きます。

嫁の設定も、自分がやりました

うちの嫁は投資に興味がありません。それでも毎月オルカンを積み立てています。

設定は、「こうやったらええでー」と横で言いながら、一緒にやりました。それで終わりです。

画面を見ながら5分です。興味がない人でも、隣に誰かいれば設定できます。家族に勧めるなら、口で説明するより、横で一緒にやるのが早いと思います。

ここまでで、やることは全部です。

正直に言うと、ここから下は読まなくても大丈夫です。

この記事で伝えたいことは、もう画面と手順に出ています。オルカンを、毎月、自動で。それだけです。

この先も読んでくださる方には、カードの使い分けとか、貯まったポイントの話とか、20年やって分かった細かいところを書いておきます。


5. クレカ5枚を、どう使い分けているか

ここからは20年かけて、じわじわこうなった話です。

いま持っているカードは5枚です。図にすると、こうなります。

お金とカードの流れ。生活用3枚は地方銀行、投資用2枚は楽天銀行から引き落とし

生活用が3枚、投資用が2枚。そして引き落とし口座が別になっています。

なぜ分けているのか

理由はひとつです。投資で生活費の口座が減らないようにするためです。

生活費の口座は地方銀行で、月末に最低20万円は残すというルールで20年回しています(口座の分け方は普通の会社員が1億になるまで、銀行口座はこの形でしたに書きました)。

ここから投資の15万円まで引かれると、月末の残高が読めなくなります。投資が生活を圧迫している感じが出るのも嫌でした。

なので投資用のカードは、引き落としを楽天銀行に振ってあります。楽天銀行は投資用の資金と生活防衛資金、VYMの分配金を入れてある口座です。

生活費の口座と、投資の口座が、完全に分かれている。これだけです。

楽天カードを2枚持っている理由

楽天カードは、1人で2枚持てます(国際ブランド違い)。

自分は1枚を生活用、もう1枚(JCB)を積立専用にしています。積立専用のほうは、カード積立10万円とキャッシュのオートチャージ5万円が毎月そこから落ちるだけです。

明細を開くと、毎月同じ金額しか並んでいません。分かりやすいです。

逆バケツ戦略、みたいなことをしています

もうひとつ、地味にやっていることがあります。

生活費の口座が、ボーナスなどで溢れそうになったら、投資用の楽天銀行に移す。それだけです。

取り崩しの世界には「バケツ戦略」という考え方があります。現金・債券・株を3つのバケツに分けて、暴落のときは現金から使って、株を売らずに耐えるというやり方です。

自分がやっているのは、そのでした。

取り崩し期のバケツ投資 → 現金へ流す(使うため)
自分がやっていること現金 → 投資へ流す(貯めるため)

生活費の口座に一定額を保ち、溢れたぶんだけ投資側へ落としていく。積み立てる時期の人には、こっちのほうが合っているかもしれません。

生活の口座は満タンを保って、溢れたぶんだけ投資に流す。

意識してやり始めたわけではありません。20年やっていたら、自然にこの形になっていました。

なぜ地方銀行を残しているのか

ネット銀行だけにしない理由もあります。

学校関係の引き落とし(給食費や積立金など)が、ネット銀行に対応していないことがあるからです。

昔からの名残もありますが、この現実的な理由で、生活のメインは地方銀行のままです。子供が3人いると、この手の引き落としがそれなりにあります。


6. で、貯まったポイントはどこへ行くのか

年9,000ポイント貯まりますが、生活は何も変わっていません。

カードの請求に数百ポイント充てて、端数を整えるくらいです。楽天市場の買い物では使っていません。

そして残ったポイントは、ほんとしょーもないことに使っています。

ビットコインに放り込んで、いま、-29.5%です。見事な高値掴みでした。

気になる方は、使い道の全部を1億あっても、1ポイント拾ってますに書きました。まったく参考にならないと思いますが。

ポイントは、おまけです。なお、1万ポイント以上の含み損(2026年8月時点)。


7. 注意点

知っておくとよいことを、いくつか。

最初は、タイミングに違和感があります

カード積立を始めたころ、少し違和感がありました。

買ったのは今月なのに、カードの引き落としは翌月だからです。

それまでは楽天銀行から証券口座に振り込んで積み立てていたので、買った月にそのまま口座から引かれていました。カードにすると、そこが1ヶ月ずれます。

「今月の分、まだ払ってないな」という感覚が、しばらく残りました。

でも、すぐ慣れます。いまはまったく気にしていません。始めたばかりのころだけの話です。

ポイントが付くのは、少し先です

積み立てた月のポイントは、すぐには付きません。2ヶ月ほど遅れて入ることが多いです。

「設定したのにポイントが来ない」と焦らなくて大丈夫です。

月末ギリギリの変更は、翌月扱いになることがあります

引き落としの確定日が決まっているので、月末に設定を変えると、反映が翌月になることがあります。

急ぐ理由もないので、気づいたときに変えておけば十分です。

還元率は、ちょくちょく変わります

これがいちばん大事かもしれません。

楽天は条件をよく変えます。上がったこともあれば、下がったこともあります。20年見てきて、何度もありました。

下がったときは、SNSがにぎやかになります。「楽天終わった」「移管します」という投稿が流れてきます。

自分は、何もしませんでした。

おまけが少し減っただけで、積立をやめる理由にはなりません。

還元率が下がっても、オルカンを毎月買うという行動は1ミリも変わらないからです。変わったのはポイントの枚数だけで、投資そのものには何の影響もありません。

トラブルは、20年で一度もありません

念のため書いておくと、引き落としに失敗したことも、積立が止まったことも、限度額で買えなかったことも、一度もありません。

これは楽天が優秀というより、家計管理の問題だと思っています。引き落とし口座に必要な額が入っていれば、そもそも失敗しません。

生活費の口座に月末20万円を残すルールと、投資用の引き落としを別口座に振っていること。この2つで、20年間なにも起きていません。


8. ゴールドやプレミアムは、要るのか問題

還元率だけ見れば、上位カードのほうが得です。

カードの種類還元率年会費
楽天カード(通常)0.5%無料
楽天ゴールドカード0.75%2,200円
楽天プレミアムカード1.0%11,000円

自分は通常カードのままです。

検討はしました

一度、計算してみたことがあります。

月15万円を積み立てて、通常カードなら年9,000ポイント。プレミアムなら年18,000ポイント。差は9,000ポイントです。

でも年会費が11,000円かかります。差額のほうが年会費より小さいので、元が取れません。

ゴールドも同じです。差は4,500ポイントで、年会費が2,200円。プラスにはなりますが、2,300円のために年会費を払うことになります。

ただ、自分の場合は事情があります

自分のメインカードは、楽天カードではありません。

生活費のメインはエポスカードです。楽天経済圏と同居しています。

楽天カードは、たまに使う程度。積立専用のJCBは、毎月同じ額しか落ちません。

つまり楽天カードの利用額が、そもそも少ないんです。上位カードには積立以外の特典も付きますが、使っていないので活かせません。

だから自分の結論は「通常カードで十分」になります。

楽天をよく使う人なら、話は別です

楽天市場でよく買い物をする人、楽天モバイルや楽天でんきを使っている人は、上位カードの特典が効いてきます。

その場合は、ゴールドやプレミアムを検討する価値があります。積立の還元率だけで判断するのはもったいないです。

自分の場合はエポスがメインだから通常カードでいい、というだけの話です。同じ結論を全員に当てはめないほうがいいと思っています。


9. まとめ

  • 楽天カード積立は、設定5分。あとは毎月自動で回ります
  • 通常カードで0.5%、月15万円で年9,000ポイント
  • 20年やった自分の設定は、オルカン2件だけでした
  • 還元率が下がっても、積立をやめる理由にはなりません

まだ楽天カードを持っていない方は、こちらからどうぞ。

楽天カード

口座がまだの方は、先に楽天証券からです。手順は楽天証券の口座開設手順に書きました。


投資は自己責任でお願いします。この記事は特定の金融商品を推奨するものではありません。

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