楽天証券を20年使った感想。すごいサービスが揃ってますが、いま使ってるのはオルカンとVYMだけです
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楽天証券を20年使っています。
この20年、楽天とSBIはけっこう革新的なことをやってきました。ネット証券を引っ張ってきたのは、間違いなくこの2社です。
その様子を、ずっと横で見てきました。その話を書きます。
ただ、先に言っておきます。
いま自分が使っている機能は、オルカンの積立と、VYMの買い付けだけです。
すごい機能がいっぱいあるんやけど、ほとんど触ったことないねん。
この記事の目次
- 20年前は、海外ETFが買えるだけで革新的でした
- 片方がやると、もう片方が追いかけてきました
- だから、ここに置いておけば大丈夫だと思っています
- ただ、そのほとんどを使っていません
- 比べるとしたら、画面の見やすさくらいです
- いまやっているのは、積立と買い付けだけです
1. 20年前は、海外ETFが買えるだけで革新的でした
まず、20年前の話から。
当時のネット証券は、楽天証券・イートレード証券・マネックス証券あたりが有力でした。イートレード証券は、いまのSBI証券です。楽天銀行も、当時はイーバンク銀行という名前でした。
そのころ、海外ETFを買えるところは、ほとんどありませんでした。
自分の記憶では、それができたのは楽天とSBIくらいだった気がします。ほかにもあったのかもしれませんが、少なくとも自分の視界には入っていませんでした。
海外のETFが買える。それだけで、当時はかなり革新的でした。
しかもこの2社は、手数料がはっきり安かったです。ほかと並べると、明らかに違いました。
そのあと、海外ETFが特定口座に対応しました。確定申告の手間がまるごと変わったので、これは本当にありがたかったです。
2. 片方がやると、もう片方が追いかけてきました
この20年で、いちばん恩恵を受けたのはこの2社が競争していたことです。
見てきたものを並べます。
| いつごろ | 何が起きたか |
|---|---|
| 昔 | 日本株の取引手数料が、ほぼ無料に |
| 数年前 | クレカ積立が始まった |
| そのあと | 積立の上限が5万円 → 10万円 → 15万円へ |
| 最近 | MRFが復活した |
| 最近 | 証券担保ローンが出てきた |
順番や時期は、あやふやです。20年前のことなので、記憶で書いています。
クレカ積立は、楽天が先でした
じつは自分、ずっと、「SBIが先だった」と思い込んでいました。
この記事を書くにあたって調べたら、逆でした。楽天が2018年、SBIが2021年。楽天が2年半以上も先行していたそうです。
ついでに言うと、海外ETFの特定口座対応も楽天が先でした(2014年)。
自分の記憶では、なぜか両方ともSBIが先だったことになっています。なんでやろ。
20年見てきたつもりでも、記憶なんてこんなもんです。
そのあとSBIが三井住友カードで追いかけてきて、今度は楽天がまた動いて——という感じで、ずっと交互に来ました。
積立の上限も同じです。最初は月5万円まででした。それが10万円になり、いまは15万円まで入れられます。上限が上がるたびに、こちらの積立計画も変わりました。
「あっちにあるやん」と思っていたら、いつのまにか使えるようになっている。そういうことが、この20年で何度もありました。
MRFが戻ってきたときは、ちょっと嬉しかったです
17〜18年ぶりだったと思います。
「おかえり」と思いました。使うかどうかは別として、昔あったものが戻ってくるというのは、なんだか安心します。
証券担保ローンも出てきました
こういうサービスは、これまで野村證券あたりでしか選択肢がなかった印象です。
それがネット証券で使えるようになったのは、けっこう大きいと思います。使い勝手はもう少し良くなってほしいところですが、選択肢が増えたこと自体が革新的です。
「これ他社にあるやん」と思ったら、だいたい導入してくれました。
3. だから、ここに置いておけば大丈夫だと思っています
20年見てきて、思うことがあります。
この2社は、止まらない。
片方が新しいことを始めたら、もう片方が追いかける。それがずっと続いてきました。おかげでこちらは何もしていないのに、環境だけがどんどん良くなっていきました。
だから今後も、何か出してくれると思っています。
20年預けてきて、置き場所を間違えたと思ったことはありません。
自分は楽天をメインにしていますが、SBIがいなかったら、ここまで良くならなかったと思います。競争してくれてありがとう、という気持ちです。
4. ただ、そのほとんどを使っていません
で、ここからが本題です。

ネット証券の比較記事には、いろんな機能が並びます。楽天証券にも、こういうサービスがあるらしいです。
日経が無料で読めるらしいです。
20年使っていますが、いまだにどこで読めるのか知りません。
本も無料で読めるらしいです。
こちらも、どこで読むのか知りません。
IPOも申し込めるらしいです。わりと当たるという話も聞きます。
これも、どこから申し込むのか知りません。
ほかにも、変動国債が買えたり、おまかせの資産運用サービスがあったり、いろいろあります。一度も触ったことがありません。
ただ、定期売却の設定だけは違います。これはインデックス投資でも要る機能です。取り崩す時期が来たら、自分も使うと思います。
機能はたくさんあります。でも、インデックス投資には要らないものばかりです。
念のため書いておくと、これらに価値がないと言いたいわけではありません。使う人には意味があるはずです。自分が使っていないだけです。
そして選択肢があること自体は、悪くないと思っています。いつか使う日が来るかもしれません。
ついでに言うと、いらんサービスも始まってます
最近、資産額に応じてランクが上がる制度が始まると聞いてます。ランクが上がると、コンサルタントとのオンライン面談が受けられるそうです。
いらないです。
「いまの運用で大丈夫ですか」と聞かれても、大丈夫なので。20年やってきて、いまさら誰かに診断してもらうことはありません。
そこに手をかけるくらいなら、ポイント還元でも増やしてほしいというのが本音です。
5. 比べるとしたら、画面の見やすさくらいです
「楽天とSBI、どっちがいいですか」とよく聞かれます。
機能で比べても、インデックス投資でやることは変わりません。 買うものは同じで、積み立てる金額も同じです。
だとすると、比べるところは限られてきます。
- 画面が見やすいか
- ログインの認証が、毎回ストレスにならないか
自分が実際に触っているのは、この2つだけです。
個人的には、楽天のほうが画面がシンプルで見やすいと感じます。SBIは機能が多いぶん、少しごちゃっとした印象です。あとSBIは何かするたびに確認や同意を求められる気がします。大した話ではないのですが、積み重なるとじわじわ面倒です。
逆に、債券の品揃えはSBIのほうが充実しています。自分はほぼ株式インデックスとVYMしか買わないので困っていませんが、債券も見たい方はSBIのほうが選択肢が多いです。
アプリのことは、聞かないでください
2社ともスマホアプリがあります。評判も、使い勝手も、まったく分かりません。
使っていないからです。そこは他のサイトを見てください。
ただ個人的には、アプリは無くてもいいと思っています。入れると、無駄に見てしまうので。
その話はインデックス投資初心者がやらなくていいことに書きました。
つまり、どちらを選んでも大丈夫です。20年使った人間の結論としては、そのくらい差がありません。
自分は楽天経済圏にいるので楽天にしています。それだけの理由です。口座の開き方は楽天証券の口座開設手順にまとめました。
6. いまやっているのは、積立と買い付けだけです
ここまで散々「革新的だ」と書いてきましたが、最後に本当のことを書きます。
いま自分がやっているのは、オルカンを積み立てて、VYMを買っているだけです。
昔は違いました。13銘柄をバラバラに持っていた時期もあります。レバレッジも、日本債券も、石油ETFも買いました。その話は投資初期のポートフォリオを晒すとポートフォリオの大掃除に書いています。
散らかして、片づけて、いまここです。
証券担保ローンも、変動国債も、IPOも、日経も使っていません。毎月自動で買われて、たまに眺めるだけ。20年やって、結局これだけです。
すごいサービスが揃っている口座で、いちばん地味なことをしています。
それでも、この2社を選んでよかったと思っています。
手数料を下げてくれたのも、クレカ積立を作ってくれたのも、上限を上げてくれたのも、この2社です。自分は何もしていませんが、気づいたら環境が良くなっていました。
20年でいちばん大きかったのは、たぶんそこです。
何を買うかは新NISAで何を買う?家族5人、全員オルカンですに、積立の設定は楽天カード積立のやり方に書きました。
楽天さんすごい褒めたんで、個人的にポイントほしいんですが、無理ですか、、、、そうですか。。。
投資は自己責任でお願いします。この記事は特定の金融機関を推奨するものではありません。20年前の出来事は記憶にもとづいて書いており、時期や順序が正確でない可能性があります。サービスの内容は2026年8月時点のもので、今後変わる可能性があります。