楽天証券の口座開設手順|新NISAの始め方を5ステップで

新NISA・制度

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新NISAを始めるには、まず証券口座を開く必要があります。

この記事では、楽天証券で口座を開く手順を書きます。

「楽天証券の回し者か」と思われそうですが、違います。

ただの40代会社員です。ただのつみたていぬです。

20年間使って、結局ここに落ち着いただけです。

自分が初めて証券口座を開いたのは20年近く前で、当時は住民票を用意して、郵送でした。届いたIDとパスワードの紙を見て、「よし」と思った記憶があります。

いまはスマホだけで終わります。 マイナンバーカードを撮影して送るだけ。あの手間は全部なくなりました。

この記事では、その手順を5ステップで書きます。あわせて、20年やってきて分かった、「ここだけは間違えないほうがいい」ところも入れておきます。

もしかしたら、「よし、口座を開設しよう」と決めて来てくれた方もいるかもしれません。

「講釈はいいから、さっさとリンクを出せ」。そう思われるかもしれませんが、せっかくなので、なぜ20年も同じところを使い続けているのかだけ読んでみてください。読んでから決めても遅くありません。

それでも待ちきれない方は、こちらからどうぞ。


この記事の目次

  1. 20年使って、結局ここに落ち着いた
  2. 用意するもの
  3. 口座開設の5ステップ
  4. ここだけは間違えないでほしい
  5. 楽天銀行も一緒に開いておく
  6. 口座は、1つでいい
  7. 家族5人、全員楽天です
  8. 楽天証券じゃなくてもいい人
  9. まとめ

1. 20年使って、結局ここに落ち着いた

よくある紹介記事だと、ここで「ポイント還元がお得!」と書きます。

でも、それを理由に選ぶのはおすすめしません。条件は変わるからです。

実際、この20年で楽天は何度も条件を変えています。

昔は、投資信託を持っているだけで、残高に応じてポイントがつきました。何もしなくても、毎月です。それが改定されて、今はほとんどつきません。はっきり言って改悪でした。

積立のポイント還元率も、上がったり下がったりしています。

それでも、自分は動きませんでした。

理由は地味です。

  • 画面に慣れている。 20年見ているので、どこに何があるか体が覚えています
  • 楽天銀行・楽天カードと繋がっている。入出金も積立も自動で回ります
  • 移す理由がない。 手数料も商品も、いまはどこも大差ありません
つみたていぬ

お得やから使ってるんじゃなくて、20年変える必要がなかったんやね。

これが正直なところです。もし「いちばんお得なところ」を探し続けていたら、たぶん3回くらい引っ越して、そのたびに手間をかけていたと思います。

なお、楽天証券とSBI証券の比較は新NISAの口座はどこで開く?に書きました。この記事は「もう楽天でいいや」と思っている方向けです。


2. 用意するもの

事前に用意しておくと、手続きがスムーズです。

必要なもの詳細
マイナンバー確認書類マイナンバーカード(推奨)または通知カード
本人確認書類マイナンバーカードがあれば兼用可。運転免許証・パスポートも可
メールアドレス手続き中の連絡に使用
銀行口座入金・出金に使う口座

マイナンバーカードが1枚あれば、それだけで足ります。 マイナンバーの確認と本人確認を兼ねられるからです。

持っていない場合は、通知カード+運転免許証のように2種類必要になります。手間は増えますが、できないわけではありません。


3. 口座開設の5ステップ

ステップ1:公式サイトから申し込む

楽天証券の公式サイトから「口座開設」ボタンをクリックします。

メールアドレスを入力してログインIDを取得し、申込フォームに進みます。

すでに楽天会員なら、楽天IDでそのまま進められます。入力の手間が減るので、持っているなら使ってください。

ステップ2:口座の種類を選ぶ

ここが一番迷うところです。特定口座(源泉徴収あり)を選んでください。

口座の種類特徴
特定口座(源泉徴収あり)税金の計算・納付を証券会社が代行。確定申告が不要
特定口座(源泉徴収なし)自分で確定申告が必要
一般口座自分で計算・申告が必要。手間がかかる

迷う必要はありません。「源泉徴収あり」の一択です。

自分は毎年確定申告をしていますが、それは海外ETFを持っているからで、普通に投資信託を積み立てるだけなら、確定申告は一生しなくていいです。ここを間違えなければ、その状態を維持できます。

ステップ3:NISA口座も一緒に申請する

口座開設のときに「NISA口座を開設する」にチェックを入れてください。

あとから申請することもできますが、一緒にやったほうが確実に早いです。別々にやると、開設完了を待ってからもう一度手続きすることになります。

ステップ4:本人確認書類をアップロードする

マイナンバーカードの表面と裏面を、スマホのカメラで撮影して送ります。

これで終わりです。 郵送も、印刷も、コピーも要りません。20年前に住民票を取りに行ったことを思うと、別世界です。

ステップ5:初期設定をする

審査が通ると、ログインIDとパスワードが届きます。だいたい数日から1週間です。

ログインしたら、この2つをやっておきます。

  1. 銀行口座の登録(入金・出金に必要)
  2. 楽天カードでの積立設定(積立額の0.5%がポイントで還元されます)

積立設定の詳しい手順は楽天カード積立でポイントをもらう方法に書きました。


4. ここだけは間違えないでほしい

20年やってきて、「ここを間違えると面倒」というポイントが3つあります。

NISA口座は、1人1つしか持てません

意外と知られていませんが、NISA口座は全金融機関を通じて1人1つです。

楽天証券でNISA口座を作ったら、同じ年にSBI証券でNISA口座を作ることはできません。「とりあえず両方作っておく」ができないのはここです。

ただし、年単位で変更はできます。 一度決めたら一生そこ、というわけではないので、そこまで気負う必要もありません。

銀行や対面の証券会社では開かないでください

これがいちばん言いたいことです。

大事なことなので、はい刮目。

NISA口座は、ネット証券で開いてください。
銀行の窓口や、対面の証券会社では開かないほうがいいです。

理由は2つあります。

扱っている商品が違います。 ネット証券なら、オルカンのような低コストのインデックスファンドが普通に買えます。銀行や対面証券だと、そもそも置いていなかったり、手数料の高い商品を勧められたりします。

そして1人1つです。もし銀行で開いてしまったら、その年はもう他で作れません。 変更できるのは翌年からです。間違いに気づいてから、1年待つことになります。

自分も昔、銀行の窓口で「資産運用はいかがですか」と勧められたことがあります。断りました。 そのときの話はインデックス投資とは何かに書いています。

特定口座は、いくつ作っても大丈夫

一方で、特定口座(NISAではないほう)は何社でも作れます。

なので「NISAは楽天、特定口座はSBIにも」という持ち方は可能です。可能ですが、おすすめはしません。 理由は6章に書きます。


5. 楽天銀行も一緒に開いておく

楽天証券を開くなら、楽天銀行も同時に申し込むのがおすすめです。

「マネーブリッジ」という連携サービスがあって、繋ぐだけでいくつか得をします。

① 普通預金の金利が上がる

マネーブリッジを設定すると、普通預金の金利が優遇されます(2026年8月時点で年0.38%・1,000万円まで)。大手銀行の普通預金より、かなり高い水準です。

② 入出金が自動になる

投資信託を買うとき、楽天銀行から自動で必要な金額が引き落とされます。逆に証券口座で余った資金は、自動で楽天銀行に戻って優遇金利が付きます。

自分でお金を移動させる必要がありません。20年やっていて、この自動化はかなり効いています。毎月「入金しなきゃ」と思わなくていいのは、続けるうえで大きいです。

③ 振込手数料がかからない

楽天証券と楽天銀行の間の資金移動は無料です。

同時に申し込むと、マネーブリッジが自動で設定されます。あとから別々に開くと、自分で連携作業をすることになるので、最初にまとめてしまうほうがラクです。


6. 口座は、1つでいい

ここからは、20年やった失敗談です。

自分は最初、証券口座を3つ開きました。 楽天証券、イー・トレード証券(いまのSBI証券)、そしてマネックス証券。

なぜ3つも開いたのか、正直あまり覚えていません。「複数持っておいたほうがいいかな」くらいの気持ちだったと思います。

結果、めっちゃめんどくさかったんです。

  • 毎月の集計のために、3回ログインする
  • 証券会社からのメールが、単純に3倍来る
  • 確定申告のとき、書類が3社分になる

結局、マネックスは解約しました。使っていないのに数円だけ残高があって、それを処理するのも面倒でした。この片づけの話は証券口座を3つに分けた失敗に書いています。

散らかすのは一瞬で、片づけは一生です。

インデックス投資なら、1口座で完全に足ります。 買うものが同じなら、口座が増えても結果は変わりません。増えるのは手間だけです。

だから「どこで開くか」で悩んでいる方には、こう言いたいです。1つ選んで、そこで始めてください。


7. 家族5人、全員楽天です

結果、わが家は、自分・嫁・子供3人の5人全員が楽天証券です。

嫁は、投資に興味がありません

そして、嫁は投資にそこまで関心がありません。

それでも口座を持っていて、毎月オルカンを買っています。 楽天証券にした理由は、自分が使い続けているので、勧めときました。それだけです。

そして証券口座は楽天ひとつだけ。他は持っていません。

投資にガッツリ取り組む気がないなら、比較して最適解を探すより、身近な人と同じところにするほうが早い。

分からないことがあっても、聞ける相手が家にいます。

「どこがいちばんお得か」を調べる時間を、そもそも使いたくない人のほうが多いはずです。そういう人は、家族と同じところで開いて、オルカンを積み立てておけば十分です。

子供3人分も、同じところで開きました

2021年に、子供3人分の口座を開いて、貯めてあったお金を3年かけてオルカンに入れました。3人合わせて720万円です。

この話は子供のNISA、わが家は720万円を3人に投資した話に書きました。

20年使ってきて、結局、子供の口座も楽天にしました。 使い慣れているのがいちばんの理由です。

あと、20年経っても大きなトラブルに見舞われていません。 ログインできなくて困ったとか、取引が止まったとか、そういう記憶がありません。これはSBI証券も同じです。

なんだかんだで、使いやすいんですよね。

家族5人分をひとつの証券会社にまとめておくと、管理がとにかくラクです。同じ画面、同じ操作、同じルール。5社に散らばっていたらと思うと、ぞっとします。

子供の口座を作ろうと思っている方は、まず自分の口座からです。親の口座がないと、子供の口座も開けません。


8. 楽天証券じゃなくてもいい人

正直に書いておきます。こういう人は、無理に楽天にしなくていいです。

  • すでにSBI証券を使っている人 … わざわざ移す必要はありません
  • 家族がみんなSBIの人 … 同じところに揃えるほうがラクです
  • 三井住友カードやVポイントを使っている人 … 経済圏が違うなら、そちらのほうが得です

口座はどこでも、買うものが同じなら結果もほぼ同じです。オルカンは、楽天で買っても SBIで買っても同じオルカンです。

移管をおすすめすることはありません。手間がかかるうえに、得られるものが小さいからです。すでにどこかで積み立てているなら、そのまま続けるのがいちばんいいです。

大事なのは、どこで開くかより、始めて続けることでした。

20年やって、それだけは間違いないと思っています。


9. まとめ

  • NISA口座は、銀行や対面の証券会社では開かない(2回言いましたからね)
  • 口座の種類は特定口座(源泉徴収あり)
  • NISA口座も一緒に申請する
  • 家族で揃えると管理がラク。 わが家は5人とも楽天です

ここまで読んで「よし、始めよう」と思ったなら、その勢いのまま口座だけ作ってしまってください。

投資を始めるかどうかは、口座ができてから考えても遅くありません。

楽天証券

口座が開いたら、楽天カードがあると積立で0.5%のポイントも付きます。

すでに持っている方は、そのまま設定すればOKです。

持っていない方は、この機会に一緒に作っておくと、あとから設定し直す手間がありません。

楽天カード

そして次は「何を買うか」です。答えは決まっていて、新NISAで何を買う?初心者はオルカン一択でいいに書きました。

最後に、20年使ってきて思うことを書いておきます。

「楽天だから資産が増えた」わけではありません。

増えた理由は、途中で口座を変えず、積み立てを続けられたからです。楽天でなくても、同じことをしていれば同じ結果になっていたと思います。


投資は自己責任でお願いします。この記事は特定の金融商品・サービスを推奨するものではありません。

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